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小学校の子供会役員めんどくさいけど、実際は?
私が役員を努めた子供会は、小学校でも、PTA、自治会でもない、独立した組織でした。任意という程ですが、自動的に加入している流れでした。
私自身も、小学生の頃に地域の子供会に入っていたこともあり、何の疑問も持たずに、子供会というものは存在するものなんだと、勝手に思っていました。
子供たちが、在籍した子供会は
小学校入学と同時に加入し
小学校卒業時に退会
する流れです。
子供達が集団登校する為に、学校が班編成する「通学班」によって、子供会が分かれており、小学校の中でも複数の子供会が存在しました。
子供会役員決め
役員決めのルールはなく、基本的には、前年度の役員さんが辞めるときに、誰かに引き継ぐという事でした。バトンを渡すイメージです。
小学校六年間のうちに、1回済ませるという暗黙のルールがあり、高学年の保護者から指名されていました。
6歳以上離れていると、2回やらなきゃいけない様で大変そうでした。
前年度役員から
本年度役員へ引継ぎの日に
役職決めを行いました
子供会役員めんどくさいけど、回ってくる役員の仕事は?
不公平感を無くす為か、6人全員が役職につく事が決まっていました。
会長
リーダーで一番仕事量が多く、まとめ役です。PTAの仕事の中で、免除の対象になるのが、子供会では会長だけでした。
副会長
会長が出席できない地域の集まりに代理で出席するという程の、一番楽な仕事だったのが副会長でした。
書記
自宅での作業が多く、パソコンが使える人で決まったのが書記でした。議事録や報告書など作るので、会長の次に大変そうでした。
会計
私が担当したのが、会計のお仕事です。子供会費を全部管理する責任のある仕事でした。なぜか、子供会の口座がなく、現金を自宅で保管していました。
年度末には、会計監査が行われ、一番忙しかったです。
一年間の子供会費 約20万円
歓送迎会費用のための集金と思われても
仕方ないところではあります。
子供会役員をやった年間スケジュール
- 引継ぎ・顔合わせ (全員)
- 子供会費集金(全員)
- 子供会費の管理(会計)
- 定例会(年4回 全員)
- 定例会議事録の作成(書記)
- 自治会総会・PTA総会・後援会出席(会長)
- 自治会主催イベントの手伝い(年2回 全員)
- 自治会と夏祭り打ち合わせ(会長・副会長)
- 防犯ボランティア連絡会議(会長)
- 夏祭り・こども神輿の手伝い(全員)
- ラジオ体操(全員)
- 通学班編成説明会(会長)
- 通学班の並び順の報告(全員)
- 小学校の交通安全協議会(会長)
- 歓送迎会(全員)
- 会計監査(会計)
- 総会資料の作成(書記・会計)
- 総会資料の印刷・製本(全員)
- 総会・引継ぎ(全員)
これとは、別に、買い出しや、場所の予約、細かな打ち合わせが、ちょこちょこ入り、アナログな事も多いので、結構大変です。
最も重要な仕事
子供会の役員の仕事は、子供たちが安全に学校に通える様にサポートする仕事なので、地震や台風などで通学時間が変更になる時の連絡係が最も重要な仕事でした。
一年のうちに、五回程度、登校時間が遅れる様な状況がありましたが、その時は、保護者にメールかLINEで連絡をして、集合時間を伝えました。
また、付近で事件などが起きた時は、付き添って登下校を見守るという事がありましたが、私の近所では、保護者の皆さんが、子育てに参加される意識が高い方が多いので、ピンチの時は、自分の子供は自分で守ると言った考えの保護者の方ばかりでした。
ですので、子供会役員としての仕事のハードさは、子供を守る方では、そこまで役に立ててなかったかもしれません。
子供会役員めんどくさいけど、小学校や外部との仕事
小学校
最も重要な仕事に、学校と各家庭への連絡係と言うものがあります。
天災で、通学時間が変更になる時は、会長さんから各役員へ連絡が入り、各班の各家庭に、役員が連絡します。
通学班編成も、学校が決めるのですが、各班にお知らせするのは子供会の仕事でした。
中学校
当時、中学生のママが役員の中にいて、その方にお願いしていました。私も詳しくは分からないのですが、中学校の周りの清掃を、地域の活動として参加した様です。
自治会(町内会)
学校より深く関わってきたのが、自治会の方々です。実家の方だと、町内会と呼んでいました。
お祖父ちゃん、お婆ちゃんが、役員のほとんどで、「地元で何十年暮らしてます」という方々で構成されている、由緒ある団体ですよね。
フリーマーケットみたいな自治会でやるお祭りとは別に、市町村レベルのお祭りの管理も、この自治会で行っていました。
ですので、結構大きなお祭りで、子供神輿をやらせてもらえるのは、とても貴重な体験でした。
地域の集まり
市町村レベルの講演会の時に、会長さんが出席していました。数合わせで参加と、言っていました。
子供会役員(小学校)まとめ
役員が終わった時は、あっという間だったな〜!と、思ったのですが、振り返ってみると、結構しんどい事も多かったですね。
一年間を振り返ると
大変だった事
- 引継ぎ資料もなく、何をお手本にして良いか分からなかった。
- アナログ作業が多く、無駄が多かった。
- 役員同士でトラブル
- 役員として対応を求められる
最初の段階で怪しかったのですが、みんな好きで役員になっては居ないので、音信不通になったり、約束を破ったりする役員さんがいて、お仕事が成立しない場面も。
出来る人で、やった方が良いよねと、その3人で意見が一致しました。
夏祭りの時
自治会の役員さんから「手伝わなきゃ御神輿担がせないよ」と言われる。
実は、その翌年には、自治会役員もやっています。
実は、こんな事も
急な子供会批判
あと数ヶ月で卒業するお子さんがいるママから、急な退会の申し入れが回覧板に挟まれていた様で・・・。
教頭先生と会長さんが説得を試みて、何とか、残り数ヶ月在籍してもらえることになりました。
やる気のある役員による子供会解散の動き
私の子供会ではありませんでしたが、同年の役員さんからの情報で、同じ小学校の中の、別の子供会の会長さんが動いた様で、各家庭に子供会存続の意思の確認を行ったそうで、僅差で維持という事が決定した様です。
やってて良かった事
- 顔が広くなる
- スルースキルが上がる
個人的に、毎朝、通学班の集合場所に立っていたので、地域の方々と挨拶を交わす機会も増え、ご近所付き合いが出来る様になりました。
子供会役員での一年間は、子育てをしていく上で様々な学びを与えてくれました。
一番は、自分が出会ったことのない様な人と出会ったり、関わったりすることで、「察する・間を取る」という能力が上がった気がします。
子供会役員を終えてから、数年が経ちますが、毎朝挨拶していたおかげで、両親より年上のご近所さんの方から声をかけてもらえる様になり、今でも世間話が出来る間柄でいられています。